意匠設計段階から構造計画を考慮した許容応力度計算による
耐震等級3
構造材 土台 :桧無垢材
柱 :杉無垢材
梁・桁:米松・赤松無垢
一部、構造計算により集成材を利用する場合もございます。
集成材は木材それぞれの強度バラツキという弱点を克服した材料になります。
広い空間を作りたい・上部の荷重が大きい・梁を小さくしたいなどの場合に採用いたします。
コストにも影響しますので、構造計画をしっかりすることで集成材を極力使用せずに計画を検討します。
ガルバリウム鋼板 縦ハゼ葺
耐久性が高く、水上から水下まで1枚で貼れるので雨漏りの心配も低く、軽量なので耐震性向上にもメリットがあります。
また、太陽光パネル設置による自家消費をオススメしている弊社としては、屋根に穴を開けずに設置できるというメリットもあります。
<画像準備中>
基礎断熱 :防蟻EPS 50㎜
床断熱 :押出ポリスチレンフォーム保温板Ⅲ種b 90㎜
壁充填断熱:高性能グラスウール20K 105㎜
壁付加断熱:EPS50㎜~、フェノールフォーム30㎜~
天井・屋根:高性能グラスウール20K 280~315㎜
断熱材は様々な種類があります。
可能であれば海外でも採用されている自然素材を使用した木繊維、コルクなどを採用したいのですが、日本の防耐火基準に適合できていなかったり、使用に制限があったりと自由に採用できないもの、価格が高価であるものなど採用にご理解を頂けた場合に採用したいと考えています。
玄関ドアは、高断熱玄関ドアをお勧めしています。
木製玄関ドアはとても良い風合いがあり、魅力的ですがご自身でもメンテナンスが必要です。それはちょっとという方には樹脂複合の高断熱玄関ドアをオススメしております。
サッシは、樹脂Low-Eトリプルガラスが標準設定です。
防火・準防火地域の場合は、防火対応の樹脂トリプルガラスサッシは種類が限られてしまいますので、省エネ設計を行い、ペアガラスも含め検討いたします。
エクセルシャノンホームページより
熱交換型24時間換気システム(ダクト式)
マーベックス Sumika
省エネ性と快適をを兼ねるにはダクト式の熱交換型ダクトシステムが最適と感じています。
取り入れる外気と排出する室内空気をフィルターを通して交差させることで、温度と湿度を快適な温湿度に近い状態にすることが出来ます。これにより空調エネルギーを削減できます。
マーベックスホームページより
防蟻処理はホウ酸を土台から屋根下地の野地板まで全構造材に塗布します。
一般的には薬剤を地面から1m以内の木部に塗布します。
弊社では薬剤を使用した防蟻処理は行いません。
床下も利用したエアコン換気空調システムを採用するので、5年ごとに揮発する薬剤を家の中に塗布しなければならないことは家族の安全を守るためにならないと考えるます。
また、アメリカカンザイシロアリという外来種が横浜でも見つかっています。日本のシロアリは乾燥に弱く、地中を移動しますが、アメリカカンザイシロアリは飛来します。
今までの地面から1m以内での薬剤塗布では意味がない可能性があります。
シロアリにより木材がダメージを受けてしまうと、耐震等級3にしても意味がありません。
ですから、ホウ酸処理をすべての構造材に塗布するという仕様としています。
日本ボレイトホームページより